薬王堂HD/3~11月売上高968億円、ヘルス・フードが好調
2023年01月06日 10:30 / 決算
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薬王堂ホールディングスが1月6日に発表した2023年2月期第3四半期決算によると、売上高968億200万円、営業利益40億3400万円(前期は35億6000万円の利益)、経常利益43億600万円(前期は38億2800万円の利益)、親会社に帰属する当期利益29億7400万円(前期は27億9600万円の利益)となった。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号、2020年3月31日)を第1四半期連結会計期間の期首より適用しており、対前年同四半期増減率は記載していない。
販売価格や品ぞろえの強化を図り、来店客数・買上点数の増加に取り組むとともに、小商圏ドミナント出店を推進。ドラッグストアを岩手県3店舗、青森県2店舗、秋田県4店舗、宮城県2店舗、山形県5店舗、福島県8店舗の合計24店舗を新規出店した。秋田県1店舗、宮城県1店舗を退店し、この結果、11月末の店舗数は380店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局2店舗)となっている。
部門別では、ヘルスの売上高は193億2900万円(前年同四半期は181億1300万円)。医薬品は感冒薬などが伸び、衛生用品では介護用紙おむつが伸びた。また、抗原検査キットなどの新型コロナウイルス関連商品も堅調に推移している。
ビューティーの売上高は134億9900万円(前年同四半期は130億3900万円)。ポイントメーク、トイレタリーではヘアケア、オーラルケア、洗顔などが好調だった。
ホームの売上高は200億4800万円(前年同四半期は190億4700万円)。洗剤、家庭紙、ゴミ袋、肌着、靴下、ペット関連商品が伸びている。
フードの売上高は437億6200万円(前年同四半期は397億1800万円)。冷凍食品、青果、生鮮食品、ビール類、酎ハイが好調に推移している。
通期は、売上高1257億円、営業利益40億9500万円、経常利益44億2600万円、親会社に帰属する当期利益30億8000万円を見込んでいる。
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