六本木ヒルズ/22年度過去最高売上達成、今秋麻布台ヒルズも開業
2023年04月26日 13:30 / 店舗
森ビルは4月25日、「六本木ヒルズ」(東京都港区)が同日で開業から20周年を迎えたと発表した。
六本木ヒルズは、グローバルプレーヤーに選ばれる都市になるためには、経済だけでなく文化が重要だ」との考えから、街のコンセプトに「文化都心」を掲げ、オフィス、住宅、商業施設、美術館、映画館、放送センター、緑地など多様な都市機能を高度に複合させた「コンパクトシティ(都市の中の都市)」となっている。
街を一体的に運営する「タウンマネジメント」によって、開業から約20年が経過した現在も年間約4000万人が訪れており、昨年12月24日には過去最高となる1日33万人が来館した。さらに、商業施設の年間売り上げは、2022年度に過去最高を記録している。
オフィスはほぼ満室稼働を維持し、約120社、約1万5000人が働いている。住宅もほぼ満室稼働、約840戸に2000人が居住している。
同社は、2023年には「麻布台ヒルズ」と「虎ノ門ヒルズ」の2つのヒルズを開業し、六本木から麻布台、虎ノ門へと複数のヒルズをつなげ、世界をひきつける「新たな文化・経済圏」を創出する計画だ。
「麻布台ヒルズ」は、「アークヒルズ」に隣接し、「文化都心・六本木ヒルズ」と「グローバルビジネスセンター・虎ノ門ヒルズ」の中間に位置する。コンセプトは、「緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街- Modern Urban Village -」。広大な中央広場を街の中心に据え、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設など、多様な都市機能を高度に融合させる。同プロジェクトは、同社が理想とする「都市の中の都市(コンパクトシティ)」であり、これまでのヒルズで培ったすべてを注ぎ込んだ「ヒルズの未来形」でもあるという。30年の歳月をかけて取り組んできた都市再生事業として、2019年8月に始動、2023年秋に新たな街として誕生する。
■麻布台ヒルズ
https://www.mori.co.jp/projects/toranomon_azabudai/
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