サイゼリヤ 決算/9~11月増収増益、既存店の客数・客単価が引き続き増加
2025年01月08日 16:13 / 決算
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サイゼリヤが1月8日に発表した2025年8月期第1四半期決算によると、売上高612億7500万円(前年同期比16.4%増)、営業利益39億1800万円(13.3%増)、経常利益40億6200万円(8.0%増)、親会社に帰属する当期利益26億5500万円(1.7%減)となった。
日本事業の売上高は395億2100万円(20.5%増)、営業利益は5億1200万円(1920.9%増)。ゾーンマネジャー増員による店舗組織の改善、メニュー施策やDX活用の効果などで既存店の客数、客単価は引き続き増加傾向にあるという。
だが、資源価格の高騰と円安による食材価格やエネルギー価格上昇の影響は受けた。
豪州事業の売上高30億3400万円(23.6%増)、営業利益は1億6000万円(36.3%減)。同社で使用する食材の製造などを行っている。
アジア事業の売上高は221億700万円(11.5%増)、営業利益32億8600万円(0.7%増)。新規出店を継続的に進め、店舗数が増加。売上増につながった。
2024年9月には、店舗マネジメントレベルと店舗QSCのさらなる向上のため店舗運営部組織にゾーンマネジャーを2名増員。計7名となった。QRコードと顧客の携帯端末を使った注文方式の導入については、2024年11月末現在で450店舗に導入。2025年8月までに全店導入を予定している。
10月には、既存商品の品質向上のため、冬季のメニュー変更を実施した。未出店県である徳島県に初出店している。11月には愛媛県に、12月には大分県にも出店した。
通期は、売上高2536億円(12.9%増)、営業利益166億円(11.7%増)、経常利益164億円(5.2%増)、親会社に帰属する当期利益103億円(26.4%増)を見込んでいる。
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