ローソン/手巻寿司4商品の消費期限を6時間延長
2025年05月13日 11:42 / 商品
ローソンは5月13日、同日以降に販売する手巻寿司の定番4商品(納豆、ねぎとろ、海老マヨ、サーモンマヨ)の消費期限を現行品よりも6時間延長した。
商品仕様の変更や製造工場での原材料管理の徹底などによる規格変更を実施。今回の消費期限延長により、店舗への納品時間基準で平均24時間の販売ができるようになった。当該4品は、ローソンにおける寿司カテゴリー販売数の5割以上を占めており(2025年4月の割合)、食品ロスや購買機会ロスの削減も見込める。
主な商品仕様としては、「手巻寿司 納豆」、「手巻寿司 海老マヨ」、「手巻寿司 サーモンマヨ」の3品で、原材料の水分量を少なくするなど調整。これにより米に調味料が浸透しづらくなり、味わいや風味を維持することができるという。
加えて、海苔の食感を損なうことがないように製造工場での海苔の湿度や温度管理を徹底した。
ローソンは、食品ロス削減を重要な課題ととらえ、2025年に2018年対比25%削減、2030年に50%削減を目指している。
これまでにもAIを活用した発注の適正化や値引き、容器の工夫による消費期限の延長などを組み合わせ、食品ロス削減に取り組んできた。2024年7月には、ローソンのおにぎり販売数の約3割を占める手巻おにぎり5品の消費期限を6時間延長。食品ロスや購買機会ロスの削減を図った。
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