ショッピングセンター/8月既存店売上6.9%増、盛夏商材・シネマなどの好調継続
2025年09月25日 16:36 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が9月25日に発表した8月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比6.9%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
1月 | 4.9%増 | 5.1%増 | 4.2%増 |
2月 | 1.2%増 | 1.2%増 | 1.2%増 |
3月 | 2.8%増 | 3.1%増 | 1.7%増 |
4月 | 2.3%増 | 2.7%増 | 0.8%増 |
5月 | 3.7%増 | 5.1%増 | 0.9%減 |
6月 | 1.8%増 | 2.1%増 | 0.6%増 |
7月 | 2.4%増 | 3.0%増 | 0.4%増 |
8月 | 6.9%増 | 7.9%増 | 3.8%増 |
夏休みのイベント集客が奏功したほか、前年より休日日数が1日多かったこと、前年のような台風による臨時休業や時短営業がなかったことで前年超えとなったSCが多かった。
立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率9.1%増、周辺地域は6.0%増となった。中心地域は祭りや花火大会など館周辺でのイベントが来館増に寄与。周辺地域はテナント入れ替えや改装効果のほか、夏休みの子ども向けイベントなどが集客につながったSCが多かったという。
業種別にみると、「ファッション」は、猛暑により盛夏商材のセール消化が進んだ。「雑貨、その他物販」は、暑さ対策商品、UV対策商品が稼働。「飲食」は、夏休みの家族連れが目立った。「サービス」は、引き続きシネマが好調となっている。
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