ショッピングセンター/10月既存店売上6.3%増、秋冬衣料が稼働・防寒品好調
2025年11月25日 16:39 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が11月25日に発表した10月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比6.3%増だった。
| 月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
| 1月 | 4.9%増 | 5.1%増 | 4.2%増 |
| 2月 | 1.2%増 | 1.2%増 | 1.2%増 |
| 3月 | 2.8%増 | 3.1%増 | 1.7%増 |
| 4月 | 2.3%増 | 2.7%増 | 0.8%増 |
| 5月 | 3.7%増 | 5.1%増 | 0.9%減 |
| 6月 | 1.8%増 | 2.1%増 | 0.6%増 |
| 7月 | 2.4%増 | 3.0%増 | 0.4%増 |
| 8月 | 6.9%増 | 7.9%増 | 3.8%増 |
| 9月 | 1.4%増 | 1.4%増 | 1.3%増 |
| 10月 | 6.3%増 | 6.8%増 | 4.6%増 |
月後半から全国的に気温が低下したことに加え、館のポイントアップ施策などの効果により秋冬衣料が稼働し、前年を上回った。
立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率8.1%増、周辺地域は5.5%増となった。中心地域は販促施策やイベント開催が売上につながり、このうち大都市では、インバウンド客による高単価商品の稼働がみられたという。周辺地域は館内外でのイベント開催により来館増となったSCや、秋冬衣料が稼働したSCで売上増となっている。
業種別にみると、「ファッション」は月後半の気温低下により秋冬衣料が稼働した。「雑貨」はキャラクター商品のほか、気温低下により防寒アイテムが好調だった。
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