日本スーパーマーケット協会/岩崎会長「物流施設の2時間以上の荷待ち11.8%→1.5%に」
2025年12月23日 17:45 / 経営
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日本スーパーマーケット協会(以下:JSA)加盟社が参加しているSM物流研究会では、荷待ち時間の削減、共同配送によるトラック台数の削減を実現している。
12月23日開催された年末記者会見で、岩崎高治会長は「物流施設における2時間以上の荷待ち時間は2023年10月の11.8%から25年10月は1.5%まで減少した。引き続き、荷待ち時間がゼロになるまで改善を続ける」と説明した。
また、10月からはヤオコーのセンターの帰り便を活用した共同配送で、1日当たり車両を3台削減するという成果も出ている。共同配送は第2弾、第3弾と取り組みを拡大する。
さらに、メーカー各社で組織されるチルド物流研究会とSM物流研究会のチルド分科会が連携し、現在チルド物流に関する製販のガイドラインを作成中だという。
12月時点で、SM物流研究会は24社が参加。参加各社の売上高を合算すると約6兆5000億円となっている。
取材・執筆 鹿野島智子
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