売店・食堂経営のアサヒフード/自己破産を申請、負債約31億円

2026年04月02日 10:55 / 経営

帝国データバンクによると、アサヒフード(栃木県宇都宮市)は、3月31日に東京地裁へ自己破産を申請した。

負債は、2025年4月期末時点で約31億2900万円。

同社は、1998年創業、2006年5月に法人改組された売店・食堂経営業者。

大規模工事現場や物流センターなど施設内で売店・食堂を運営し、一時期は飲食店も運営していた。

飲食店は外食産業の冷え込みもあって2008年頃には撤退。一方、工事現場における勤務者・出入り業者向けの売店・食堂事業は競合業者もほとんどなく、独自のビジネスモデルとして事業を拡大していった。特に大手ゼネコンとの関係は密接で、新しい現場が立ち上がると継続的に得られていた。

2020年4月期の売上高は約10億500万円、2025年4月期は約76億6500万円にまで成長していた。

しかし、業容拡大に伴って運転資金の需要が膨大となり、その多くを金融負債で賄っていた。また、常に借り入れと返済を繰り返す多忙な資金繰りを余儀なくされていた。

不採算店舗からの撤退、従業員規模の縮小などリストラ策を講じたものの、資金の枯渇は深刻となり自力での再建は困難と判断し、2025年10月31日に事業を停止していた。

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