アンドエスティHD 決算/2月期増収増益、売上高は過去最高の3043億円

2026年04月06日 17:08 / 決算

アンドエスティHDが4月6日に発表した2026年2月期決算によると、売上高3043億5100万円(前期比3.8%増)、営業利益165億2400万円(6.5%増)、経常利益168億2700万円(5.4%増)、親会社に帰属する当期利益94億9800万円(1.2%減)となった。

<福田泰生社長>
福田泰生社長

売上高は過去最高となった。「プラットフォーム事業」「グローバル事業」「ブランドリテール事業」の各事業とも概ね計画通りに推移し、主力ブランドの苦戦や一部事業の終了をカバーした。

天候や円安の中、費用コントロールで営業増益を達成。一方で、特別損失の計上により当期純利益は減益となった。

国内では、気温の影響で4月と9月に季節衣料の動き出しが遅れたものの、その他の月はカジュアルファッション需要が底堅く推移。マルチブランド・マルチカンパニー戦略による多様な商品展開に加え、テレビCMやポイント還元などのプロモーション施策が奏功。国内売上高は4.0%の増収だった。

プラットフォーム戦略では、自社ECサイト「and ST」と実店舗が連動したプロモーションや、人気キャラクター・人気スタッフとのコラボ商品を展開。ECと実店舗の共通ポイント制度である「and ST」会員数は、前期末から200万人増え2170万人となり、アクティブ会員数は780万人となった。他社ブランドが出店するモール型ビジネスのオープン化により、取り扱いブランド数や流通総額も伸長した。

海外では、中国大陸で不動産不況や消費低迷の影響が残るものの、コストを抑えた標準型店舗の出店で認知度を高め、ECで収益を上げるクロスチャネル戦略が好調に推移。中国大陸の売上は18.6%増となった。台湾は25.2%増、香港は1.3%増で、それぞれマルチブランド戦略とECの好調が継続した。

一方、米国事業は2025年7月25日に撤退した影響で44.3%減。タイやフィリピンでは出店により増収したが、米国事業の減収が響いて海外事業全体では0.3%の減収となった。

飲食事業の売上高は1.1%増。原材料価格や光熱費の上昇、人手不足など厳しい経営環境が続き、決算期変更による計上月数の減少もあったが、既存店の堅調さと国内外での新店による純増が売上を支えた。

次期は、売上高3140億円(3.2%増)、営業利益172億円(4.1%増)、経常利益172億円(2.2%増)、親会社に帰属する当期利益105億円(10.5%増)を見込んでいる。

アンドエスティHD/福田泰生専務が社長に昇格、木村治社長は取締役に

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