日本百貨店協会/4月の売上2か月連続減で、3.8%減の4536億円
2016年05月20日 18:50 / 月次
日本百貨店協会が発表した4月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象81社・236店)の売上総額は約4536億円(前年同月比3.8%減)となり、2か月連続のマイナスとなった。
4月は気温が高めに推移したもの、降水量が多かったことや、円高や株価低迷を要因とする消費マインドの冷え込み、また、中旬に発生した熊本地震の心理的影響を受けた。
地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市売上動向は2.6%減で2か月連続のマイナス。
北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は6.2%減で6か月連続のマイナスとなった。
衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、雑貨が13か月連続のプラスとなった。衣料品は6か月連続、家庭用品が4か月連続、身のまわり品と食料品が2か月連続のマイナスとなった。
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