ニトリ/タカシマヤタイムズスクエア出店で、商業施設の客数が増加
2017年03月14日 17:00 / 経営
ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長は3月14日、昨年12月に新宿の「タカシマヤタイムズスクエア」南館に出店した「ニトリ新宿タカシマヤタイムズスクエア店」の客数が平日で1万5000人、土日は2万5000人~3万人が来店し、想定を大きく上回っていると発表した。
東京・銀座の商業施設「マロニエゲート銀座2」内の「ニトリマロニエゲート銀座店」のリニューアルに伴う会見で明らかにした。
ニトリのオープン当初は、タカシマヤタイムズスクエア全体の客数が前年同期比で15%増となり、現在でも約12%増の客数で推移しているという。
タカシマヤタイムズスクエアのレストラン街も盛況となり、客数増による相乗効果があったと評価している。
似鳥会長は、「現在、百貨店から出店してほしいという要望が多数出ているが同じ場所には、出店できないので、交渉をすすめている最中だ」と語る。
タカシマヤタイムズスクエア店では、かなり奇抜や派手なデザインの商品やファッション性が高いファンシーな商品が売れているという。
なお、3月15日には、都心型店舗の1号店となったプランタン銀座店をリニューアルし、店舗面積を1フロアから2フロアに増床させた「ニトリマロニエゲート銀座店」をオープンする。店舗面積は約1500m2から約3000m2へ倍増した。
似鳥会長は「これまでワンフロアで家具とホームファッションを提案していたが、やはり物足りなかった。店舗面積はニトリの郊外型の大型店から見るとまだ半分の大きさだが、最低限の買い物をしてもらえる目的は達成できたと思う」と語った。
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