J.フロント/3月売上高5%増、不動産事業とGINZA SIX内装工事で
2017年04月14日 14:30 / 月次
J.フロント リテイリングは4月14日、3月の連結売上収益を公表し、不動産事業、その他の事業が好調で前年同月比5%増となった。
セグメント別では、百貨店事業1.4%減、パルコ事業6.9%減とマイナスだったが、不動産事業が5.6%増、クレジット金融事業4.0%増、その他が34.4%増と好調だった。
不動産事業は、心斎橋において新規賃貸物件が増加し、クレジット金融事業のJFRカードは、加盟店手数料や割賦販売手数料の増加により、前年実績を上回った。
その他では、建装事業のJ.フロント建装がGINZA SIXの内装工事により売上を大幅に伸ばし、卸売事業の大丸興業が電子デバイスの好調を持続した。
なお、同社は2017年3月から国際会計基準(IFRS)を任意適用している。
従来百貨店事業に含めていた不動産事業は、2017年度から独立したセグメントとして開示し、クレジット事業はクレジット金融事業とし、卸売事業、その他事業は「その他」に含めている。
パルコ事業は2017年度から日本基準の売上高を純額ベースで算出する方法に変更した。
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