モスバーガー/店舗スタッフのやる気向上、ご当地バーガー決戦
2017年09月11日 20:20 / 商品
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モスフードサービスは9月12日~10月中旬、全国のモスバーガーで店舗スタッフが考案したハンバーガーを販売する「ご当地バーガー決戦」第1弾として、「北見しょうゆタレとんかつバーガー 北海道産ポーク使用」(430円)「名古屋海老フライバーガー レモンタルタル」(450円)を販売する。
店舗スタッフ参加型企画として2015年から開催する企画で、今年で3年目。今年は昨年の約5倍となる1122件のアイデアが投稿されたため、発売商品をこれまでの2品から4品に拡大した。
第2弾商品は10月17日~11月中旬に、「秩父わらじカツバーガー 深谷ねぎ味噌ソース」(430円)、「長崎 トルコライス風バーガー」(450円)を発売する。
商品開発グループリーダーの永野志津夫氏は「日本発のハンバーガーチェーンとして、日本各地の味を全国に広めるためにご当地創作バーガー企画を実施する。日本各地の特色のある味を生かしたハンバーガーに仕上げた」と語る。
キャンペーンは決戦と名付けているが、商品の優劣を決めるものではなく、SNSなどを通じた決戦投票も行わない。
永野氏は、「SNSを通じたお客様とのコミュニケーションも大切だが、店舗スタッフのモチベーションアップの効果がある。本部が作った商品を売るのと、自分たちも商品開発に関わった商品を売るのでは、店舗スタッフのやる気が違う」と語る。
毎年、恒例の企画とすることで、全国の店舗スタッフの企画の認知度があがり、投稿されるアイデアが急速に拡大している。
今年は1122件のアイデアから、32件を選定し、最終的に4商品に絞った。
商品開発グループのメンバーが、メニューの再現性、原材料の調達、店舗オペレーションの負担、商品の見た目、味のバランス、選定エリアのバランスなどを考慮して決めた。
永野氏は「全国各地で工夫を凝らした面白いアイデアが上がっている。今年は発売商品を4品に拡大したが、まだ発売したい商品もある」という。
キャンペーンに合わせて、4つのご当地創作バーガーを考案した店舗スタッフのメッセージを添えた簡易冊子も作成し、お客に食べ比べを促す。
商品の選定は、商品開発グループで行うが、発売商品を考案した店舗には、営業本部長や社長など経営幹部が表敬訪問する。
地元食材やメニューを紹介する企画のため、自治体と連携する面もあり、商品を軸にさまざまな波及効果が生まれているという。
なお、11日に都内で開いたキャンペーン発表会には、お笑いグループダチョウ倶楽部の寺門ジモンさん、肥後克広さん、上島竜兵さんが参加。商品の食べ比べやトークショーを開催した。
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