日本政府観光局(JNTO)は9月21日、8月の訪日外国人客数(推計値)が前年同月比12.8%増の204万9000人なったと発表した。
9月として過去最高となるとともに、累計では昨年より約2か月前倒しで1500万人を超え、1606万人となった。
クルーズ船の寄港増加や航空路線の新規就航・増便に加え、これまでの継続的な訪日旅行プロモーションの効果が、訪日外客数の堅調な増加につながった。
市場別では、バカンスシーズンを迎えたイタリアとスペインが単月として過去最高を記録。
シンガポール、インドネシア、ロシアを除く15市場が8月として過去最高を記録した。
中国は、単月過去最高となった7月の73万1000人に次ぐ67万7000人を記録。マレーシア、インドネシア、ベトナム、カナダにおいては、前年同月比20%を超える好調な増加となった。
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