トリドール/シンガポールの人気カレー店「モンスターカレー」に出資
2018年11月29日 14:50 / 海外
トリドールホールディングスは11月29日、シンガポールの人気カレー店「モンスターカレー」を運営するMC GROUP PTE.LTD.に出資し、グループ化すると発表した。
「モンスターカレー」は現在、シンガポールで12店舗を展開している。
今後、トリドールグループが店舗運営や新規出店のノウハウを提供し、2025年までにシンガポールで20店舗展開を目指す。
世界中から人と情報が集まる国際都市シンガポールには、様々な国の食事が集まっている。日本食は特に人気が高い外食カテゴリーで、その中で日本式カレーは寿司やラーメン、うどんに続くポジションを確立している。
日本式カレーだけでもその市場規模は、43億円あり、今回グループ入りする「モンスターカレー」はシンガポールで圧倒的なシェアNO.1を獲得している。
しっかり煮込んだルーの濃厚な味わいと、大皿でシェアできるルーや具材のボリューム感、選べる5段階の辛さで人気となっている。
日本式カレーは他のアジアの国々でも消費者の認知が高く、また、寿司やラーメンに比べても競合が少ない魅力的なマーケットであり、香港などの中華圏をはじめ、東南アジア諸国への進出も検討している。
トリドールは、今後も世界の外食市場で積極的な投資を継続し、世界を舞台に6000店舗体制の実現を図る。
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