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ローソン/今秋、中国海南省海口市に初出店

2020年07月31日 14:30 / 海外

ローソンは7月31日、中華人民共和国海南省海口市において、食品・日用品販売などの事業を展開する海南青子(かいなんあおこ)実業有限公司(海南青子実業)とエリアライセンス契約を締結した。

このエリアライセンス契約をもとに、ローソンと海南青子実業は今年秋に、海南省海口市にローソン店舗をオープンする予定だ。

エリアライセンス契約とは、ライセンス先のパートナー企業が本部機能を持ち、商品開発・物流管理から、店舗開発・加盟店募集・運営管理まで、指定エリアにおけるフランチャイズ運営全般を担う出店方式。

海南省海口市のある海南島は、毎年約8000万人が訪れる中国有数のリゾート地で、観光客を中心にコンビニエンスストアへの需要が高まっている。

また、海南島の南端に位置する三亜市も観光都市として有名。今後は、海南青子実業が海南島で持つ経営基盤を生かし、機動性の高い出店と店舗運営を進め、2023年までに海南省内で300店舗の出店を目指す。

ローソンは上海市政府から招聘を受け、1996年に現地子会社(上海ローソン)を設立し、中国初の日系コンビニとして上海市に進出した。

2014年から、各都市で現地子会社と地場小売企業とのメガフランチャイズ契約を推進し、出店エリアと店舗数の拡大を加速させた。

また、パートナー企業が本部機能を持ち、指定エリアにおける運営開発全般を担うエリアライセンス契約によって、湖北省武漢市(2016年)、安徽省合肥市(2018年)、湖南省長沙市(2019年)に出店している。

ローソンは今後も中国において、エリアライセンス契約や各地でのメガフランチャイズによる出店を中心に、2020年で3000店を超える規模に拡大する予定だ。

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