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牛角/24年中にドバイに新店舗オープン

2024年04月09日 11:40 / 海外

コロワイドグループのレインズインターナショナルは4月9日、ドバイへ「牛角」を2024年中に出店すると発表した。

<ドバイに出店>
ドバイに出店

アラブ首長国連邦(以下:UAE)などの中東地域において、外食チェーンの運営を手掛けるCHINESE PALACE RESTAURANT GROUP(CEO:サイモン・ハン、以下:CPRグループ)の中核会社であるChinese Palace Corporate Management LLC(以下:CPCM社)と、UAEにおいて「牛角」をはじめとする焼き肉・すしなどのレストラン事業を展開していくための合弁契約を締結。ドバイに、2024年内に「牛角」を出店することを皮切りに、新業態も含め2030年3月までに、UAEで22店舗を出店する計画だ。

中東地域は、生産年齢人口比率の高さにより今後の成長余地が大きく、外国人労働者の受け入れにより、消費意欲の高い若年層人口の増加が顕著なUAEの市場ポテンシャルに注目したという。

コロワイドグループは、北米、東アジア、ASEANにおける13の国・地域にて約400店舗のレストラン事業を展開。2023年に策定した新中期経営計画(COLOWIDE Vision 2030)において、2030年3月期に連結売上収益全体に占める海外外食事業の割合を30%(1500億円)とする目標を掲げている。

この目標を達成するため、レインズとCPCM社が双方の知見・ノウハウを持ち寄り、焼き肉やすしなどの日本食レストラン、現地ニーズに即した新業態の共同開発も視野に入れる。さらに、直営店運営だけではなく、今回設立した合弁会社をエリアフランチャイザーとした、サブフランチャイジーでの店舗運営による出店増を図る予定。

また、UAE以外の中東地域(サウジアラビア、バーレーン、カタール、クウェート、オマーン、エジプト)にも進出する。2030年3月までにUAEにおける22店舗を含め、中東地域において、55店舗出店を目指す。

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