千趣会/12月期は売上高5.8%減、当期損失53億円
2016年02月04日 16:00 / 決算
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千趣会の2015年12月期決算は、売上高1343億2100万円(前年同期比5.8%減)、営業損失34億3700万円(前期は30億8800万円の営業利益)、経常損失25億4000万円(35億4900万円の経常利益)、当期損失53億700万円(17億9800万円の当期利益)となった。
カタログとインターネットを中心とする通信販売事業は消費増税後の消費マインドの冷え込みが長期化したことで、自社のボリュームゾーンである中価格帯の商品が非常に伸び悩んだ。
優良顧客向けの販促施策が奏功しなかったことも売上減少の一因となり、売上高は1139億7600万円(前期比9.0%減)となった。
利益面は、売上減少に伴いセール販売比率が上昇、在庫適正化による商品在庫処分の増加により売上総利益率が悪化し、営業損失は45億9700万円(前期は19億2100万円の営業利益)となった。
来期は、売上高1440億円、営業利益16億円、経常利益22億円、当期利益14億円の見通し。
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