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ドンキホーテHD/2016年6月期、27期連続の増収営業増益

2016年08月17日 15:50 / 決算

ドンキホーテホールディングスが8月17日に発表した2016年6月期の業績は、売上高7595億9200万円(前年同期比11.1%増)、営業利益431億8500万円(10.4%増)、経常利益437億9700万円(9.1%増)、当期利益249億3800万円(7.7%増)となった。

ドン・キホーテ1号店創業以来、27期連続の増収営業増益を達成した。

競合他社との差別化要因である現場主義・個店主義に立脚した強みを発揮しながら、積極的な営業戦略に基づく攻めの経営を実施した。

6月には、東京国際空港施設内の国際線ターミナル5階「TOKYO POP TOWN」に初の空港内出店となる
「ソラドンキ羽田空港店(東京都大田区)」をオープン。

長年地場の百貨店としてご愛顧いただいた「ダイシン百貨店(東京都大田区)」を都内最大級のMEGAドン・キホーテとしてリニューアルオープンした。

3月18日からサービスを開始したグループ独自の電子マネー「majica(マジカ)」は、6月には会員数400万人を突破した。

7月5日から公式スマホアプリによる「カードレスサービス」「電子レシートシステム(m!レシート)」の提供を開始した。

40店舗を開店し、3店舗を閉店し、店舗建替のためドン・キホーテ東名川崎店を一時閉店しており、驚安堂日ノ出町店を業態転換のため閉店し、2016年6月末時点におけるグループの総店舗数は、341店舗(2015年6月末時点 306店舗)となった。

来期は、売上高8200億円(8.0%増)、営業利益450億円(4.2%増)、経常利益455億円(3.9%増)、当期利益268億円(7.5%増)を見込んでいる。

来期の店舗開発では、「ドン・キホーテ」を都市近郊のロードサイド展開に加え、大型ターミナル駅や繁華街に近接した都心部での出店をバランスよく進めながら、全国展開を進める。

ファミリー向け総合ディスカウントストアの「MEGAドン・キホーテ」に加え、規模をやや小さくし、居ぬき出店など出店の弾力性をアップした「New MEGAドン・キホーテ」業態を進化させて、単独店、ショッピングセンターなどの複合商業施設にテナント出店するという迅速かつ低コストの出店開設が可能な出店形態であるソリューション出店を推し進めながら、営業力と収益力の向上、事業効率の改善を進める。

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