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クリエイトSD/6~2月は売上高6.5%増、営業利益1.6%増

2017年04月03日 11:20 / 決算

クリエイトSDホールディンスが4月3日に発表した2017年5月期第3四半期決算は、売上高1825億8700万円(前年同期比6.5%増)、営業利益105億9800万円(1.6%増)、経常利益108億2800万円(1.1%増)、当期利益73億4700万円(5.9%増)となった。

ドラッグストア事業の売上高は、利便性向上のために取り組んでいる品ぞろえの拡充や購入頻度の高い商品のEDLP(エブリデイ・ロープライス)施策により来店頻度が向上したことに加え、客単価上昇の影響もあり前期を上回る結果となった。

利益面は、第2四半期から季節商品が好調に推移したことや、前期に引き続き高付加価値品の展開を実施したこと、納価交渉や調剤部門の伸長により売上総利益率が改善した。

一方で人員増強や時給単価の上昇、採用費の増加などにより人件費が増加し、経費率は悪化した。

ドラッグストアの新規出店は、22店舗の出店を行った。一方でスクラップアンドビルドにより2店、契約期間の満了により1店の閉鎖を行った。

調剤薬局は、地域医療に貢献する「かかりつけ薬局」を目指し、薬剤師の育成に注力するとともに既存薬局のボトムアップを図った。

それに伴い処方箋応需枚数も順調に増加し、引き続きの増収となった。個人宅に処方箋に基づいたお薬をお届けする「訪問服薬指導」についても、在宅ニーズに対応して実施した。

薬局の新規出店は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を9店開設し、ドラッグストアへの併設調剤薬局1店を移転拡大して調剤専門薬局として開局、新規に1店の調剤専門薬局を開局した。一方で、経営効率化の観点から調剤専門薬局2店の閉鎖を行った。

通期は、売上高2477億円、営業利益147億円、経常利益150億円、当期利益97億円の見通し。

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