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ファーストリテイリング/2017年8月期、過去最高の業績

ファーストリテイリングが10月12日に発表した2017年8月期の業績は、売上高1兆8619億円(前期比4.2%増)、営業利益1764億円(38.6%増)、税引前利益1933億円(114.3%増)、当期利益1192億円(148.2%増)と過去最高の業績となった。

売上総利益率は前期比で0.4ポイント改善し、グループ全体で進めている経費削減対策により、売上販管費比率も0.4ポイント改善した。

その他収益費用には、為替差益21億円、減損損失93億円などを計上している。加えて、期末の為替レートが期初に比べて円安になったことから、長期保有の外貨建資産などの換算額が増加し、金融損益に為替差益133億円を計上している。

セグメント別の業績では、特に海外ユニクロ事業が、売上高7081億円(8.1%増)、営業利益731億円(95.4%増)と、営業利益はほぼ倍増し、グループ全体の業績を牽引した。

海外は、各エリアで値引きを抑えた商売に転換したことで、売上総利益率が大幅に改善し、経費削減の効果がみられたことに加え、米国の赤字が半減したため大幅な増益となった。

特に東南アジア・オセアニア地区の業績が好調で、ポロシャツ、ドライTシャツなどのコア商品のラインナップの拡充に加え、気候や文化に合わせた東南アジア企画商品が好調で売上総利益率が大幅に改善した。

韓国では経営改革を進めたことにより、下期の既存店売上高が増収に転じ、通期の営業利益は大幅な増益となった。

中国大陸では、時節や祝日に合わせたキャンペーンで集客できたことにより、既存店売上高の増収が継続したことから、グレーターチャイナ全体の営業利益は大幅な増益を達成した。

米国では地域の特性に応じた商品構成や販促活動が奏功したことに加え、経営改革が進んだことから、赤字幅が半減した。

欧州は、ロシア、フランスを中心に20店舗の出店と、出店数が増えたことによる経費増により、営業利益は若干の減益だった。

なお、国内ユニクロ事業は、売上高8107億円(1.4%増)、営業利益959億円(6.4%減)だった。収益面では、売上総利益率の改善が0.3ポイントにとどまった一方で、売上販管費比率が1.3ポイント上昇したことにより営業利益は減益。販売費及び一般管理費は、広告宣伝費等の経費削減対策を進めたものの、人件費や物流改革に伴う一時的な物流費の増加があった。

<UNIQLO CITY TOKYOのエントランス>
UNIQLO CITY TOKYOのエントランス

来期は、売上高2兆500億円(10.1%増)、営業利益 2000億円(13.4%増)、税引前利益2000億円(3.4%増)、当期利益1200億円(0.6%増)を見込んでいる。

2018年8月期末の店舗数は国内ユニクロ事業で831店舗(フランチャイズ店含む)、海外ユニクロ事業で1246店舗、グローバルブランド事業で1425店舗、合計3502店舗に達する見込み。

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