雪印メグミルク/4~9月ドリンクヨーグルト好調、生産ラインも増設
2017年11月09日 11:50 / 決算
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雪印メグミルクが11月9日に発表した2018年3月期第2四半期の連結決算は、売上高3035億6900万円(前年同期比1.4%増)、営業利益110億7200万円(1.7%増)、経常利益117億8100万円(6.0%増)、純利益71億8300万円(2.9%減)となった。
乳製品事業では、低糖質志向などからポーションチーズ(6Pチーズなど)の販売が2014年度上期比39%増と好調に推移。ドリンクヨーグルトの販売も90%増と最近3年間で、消費者の健康志向から需要が伸びている。
また、ニュートリション事業では、通販商品「毎日骨ケアMBP」が大幅に伸びた。2017年上期から新聞、テレビに加え、WEB広告も開始、ポイントプログラムでリピーターを増やすなどマーケティング投資を強化した。
2018年3月期通期の連結決算は、売上高6000億円(前期比2.1%増)、営業利益195億円(4.0%増)、経常利益205億円(1.1%増)、純利益130億円(0.1%増)を予想している。
同日行われた決算発表会で西尾啓治社長は、「ヨーグルトへの集中投資を推進し、2018年1月海老名工場、来春稼働の京都工場の新ラインで生産能力を現行の2倍にする。チーズ事業は国内だけでなく、海外でも注力し、インドネシアではブロックチーズの生産ライン増設、シンガポールへの輸出を開始した。オーストラリアでも高価格帯のチーズを扱う子会社アダーデライツに投資し、同国での白カビチーズのシェア20%をより拡大、チーズのボーダーレス展開を加速する」と話した。
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