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アイン／5～1月、調剤薬局事業が低調で営業利益16.8％減

2019年03月06日 10:00 ／ 決算

アインホールディングスが3月5日発表した2019年4月期第3四半期の連結決算は、売上高2025億2200万円（前年同期比1.2％増）、営業利益119億900万円（16.8％減）、経常利益124億2500万円（15.8％減）、純利益67億8100万円（14.5％減）となった。

ファーマシー事業は、売上高1793億9700万円（0.7％増）、セグメント利益は134億8800万円（15.8％減）と増収減益。

調剤薬局の新規出店及びM＆Aを活用し、事業規模の拡大を推進。

2018年9月に実施した、コム・メディカル（新潟県三条市）及びABCファーマシー（新潟県長岡市）の子会社化に続き、今年2月には、長野県に調剤薬局36店舗を展開する土屋薬品（長野県長野市）の子会社化に向けた株式譲渡契約を締結している。

同期間の出店状況は、M＆Aを含め、グループ全体で合計93店舗を出店するとともに、店舗運営の見直しにより15店舗を閉店、24店舗を事業譲渡したことで、薬局総数は1083店舗となった。

リテール事業は、売上高189億2700万円（6.5％増）、セグメント利益は7億4100万円（74.5％増）。

コスメ＆ドラッグストア「アインズ＆トルペ」の首都圏への出店を継続的に実施するとともに、既存店の改装及び関連商品を中心とするMDの強化による集客力向上に努めている。

既存店売上高が前年を上回って推移するとともに、前期出店売上高が大きく寄与した。

また、「リップス＆ヒップス」及び「ココデシカ」を始めとするオリジナルブランドの展開に加え、昨年度実施した仕入れの見直しが引き続き貢献しており、収益は改善している。

出店状況は、アインズ＆トルペ 東池袋店（東京都豊島区）、オリナス錦糸町店（東京都墨田区）、渋谷公園通り店（東京都渋谷区）、草加ヴァリエ店（埼玉県草加市）及び府中フォーリス店（東京都府中市）を出店し、1店舗を閉店したことで、コスメ＆ドラッグストア総数は52店舗。

2019年4月期通期の連結決算は、売上高2728億7000万円（前期比1.7％増）、営業利益175億円（10.8％減）、経常利益180億円（10.6％減）、純利益92億6000万円（12.4％減）を予想している。

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