オークワ/2019年2月期、惣菜工場の効率化進み営業利益32.4%増
2019年04月01日 11:00 / 決算
オークワが4月1日に発表した2019年2月期の連結決算は、売上高2651億1600万円(前年同期比1.3%減)、営業利益28億4000万円(32.4%増)、経常利益30億3800万円(29.1%増)、親会社に帰属する当期利益2億4500万円(75.4%減)となった。
稼働2年目を迎えた惣菜工場の「オーデリカファクトリー安八」(岐阜県安八郡安八町)の効率改善が進み、新規商品の開発拡大により取扱高が大幅伸長するなど順調に推移した。
また、店舗においてはインストア加工商品の自社工場・センターでの商品化拡大を進め、発注業務は自動発注システムを活用するなど時間短縮が図られ、効率化に繋がっているという。
「海南下津店」(和歌山県海南市)を11月にオープンし、2月末で店舗数は159店舗となった。
連結子会社は、食品スーパーのヒラマツは、「小倉店」(和歌山市)を新規出店したが、既存店が苦戦し減収減益。
外食のオークフーズは、経営効率化を進めた結果、利益は改善した。
また、リテールバックオフィスサポートは、グループ内を中心に店舗・施設の管理業務を継続して行い、グループ全体の業務効率化に寄与している。
なお、前連結会計年度において、持分法適用非連結子会社であった農産物等の加工及び配送業務を行っているサンライズは、重要性が増したため当連結会計年度より連結子会社に変更し、連結の範囲に含めている。
次期は、売上高2680億円(1.1%増)、営業利益30億5000万円(7.4%増)、経常利益32億5000万円(7.0%増)、親会社に帰属する当期利益12億円(387.9%増)を見込んでいる。
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