アオキスーパー/3~5月、競争激化で減収減益
2019年07月08日 10:50 / 決算
アオキスーパーが7月5日に発表した2020年2月期第1四半期決算によると、営業収益260億4900万円(前年同期比1.5%減)、営業利益3億3500万円(44.9%減)、経常利益3億6800万円(41.9%減)、四半期純利益2億3600万円(43.1%減)となった。
流通業界は、食品の取扱比率を高めているドラッグストアや同業店舗間の競争激化に加え、急激な労働需給の引き締まりや人件費の上昇など、厳しい経営環境が続いた。
その中で、従業員の働く環境を改善するために、前事業年度より夜間営業店舗の営業時間を短縮したことに加え、3~5月より複合商業施設等の一部を除く全店舗に臨時の休業日を設定。会計セルフレジをはじめとする省人化・生産性向上のための設備を積極的に導入している。
販売促進政策では、ポイントカードの新規会員募集やお買物券プレゼント、食品メーカーとの共同企画によるIHクッキング教室の開催を引き続き実施した。
競合店対策のため、恒例の四半期に一度の大感謝祭、週に一度の日曜朝市、95円(本体価格)均一の企画も継続している。
通期は、営業収益1062億5000万円(前期比0.0%)、営業利益16億7000万円(0.5%増)、経常利益17億4000万円(0.0%増)、四半期純利益10億円(1.3%増)を見込んでいる。
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