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ヤマナカ/4~6月、閉店・既存店低調で売上1.8%減

2019年07月24日 12:50 / 決算

ヤマナカが7月24日に発表した2020年3月期第1四半期決算によると、営業収益237億2700万円(前年同期比1.8%減)、営業利益2億3300万円(80.5%増)、経常利益2億7800万円(約2.1倍)、親会社に帰属する当期利益1億9400万円(約2倍)となった。

<ヤマナカのホームページ>
ヤマナカ

商品政策では、幅広い年代から支持される売場づくりを目指し、主に子育て世代へ向けた大量目商品を拡充、カット野菜、味付け商材を用いた時短メニューを提案。

シニア世代へ向け、小量目でありながら上質な商品の品揃え強化やこだわりのワインやチーズ、地産地消を意識した地場野菜、地元商品を幅広く展開し、商品の見直し、陳列替えを実施した。

また、日配品や米飯類の製造・販売を行う連結子会社のサンデイリーを効果的に活用し、商品の品質向上、店舗での製造工程の効率化に取り組んでいる。

販売政策は、同社の電子マネー付きポイントカード「グラッチェプラスカード」のボーナスポイント商品の拡充、電子マネーチャージキャンペーンの開催、ビンゴスタンプラリー、雨の日に来店するとポイントを進呈する「雨の日スタンプカード」の配布などを実施した。

店舗政策は、レジ待ち時間の短縮による利便性の向上、レジ業務の効率化を目的に安田店(名古屋市昭和区)へセルフ精算レジを導入している。

売上面は、閉店による影響や既存店売上高が前年同期比0.7%減となったことから減収を計上している。

利益面では、生産性向上の取り組みによる人件費の抑制や当初予定していた設備投資の一部が第2四半期以降にずれ、販売費及び一般管理費の減少が営業総利益の減少分をカバーした。

通期は、営業収益977億円(前期比0.7%増)、営業利益7億円(6.9%減)、経常利益7億8000万円(12.9%減)、親会社に帰属する当期利益4億2000万円(14.5%減)を見込んでいる。

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