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オイシックス・ラ・大地/各宅配事業好調で、4~6月は大幅な増収増益

2020年08月14日 13:00 / 決算

オイシックス・ラ・大地が8月14日に発表した2021年3月期第1四半期決算によると、売上高231億3200万円(前年同期比42.2%増)、営業利益20億7600万円(282.3%増)、親会社に帰属する当期利益11億8400万円(337.9%増)となった。

宅配事業(OISIX)は、新型コロナウイルス感染症の拡大により宅配需要の急増により、出荷キャパシティが逼迫した。そのため、既存顧客を優先して新規顧客獲得を一時的に休止したものの、4月末より段階的に新規顧客獲得を再開した結果、会員数は、239,837人から252,303人へと増加した。

冷凍食品やストック品などの売上が好調に推移したことや、家庭内での食事頻度の増加に対し、ランチ特集や外食支援販売(おうちレストラン)など、ニーズに沿った多数の販売施策を実施した結果、既存会員を中心に購買頻度・単価が大きく上昇し、売上増に寄与し、売上高112億6500万円(35.6%増)、セグメント利益23億6700万円(153.5%増)となった。

宅配事業(大地を守る会)は、会員再拡大のフェーズへと移行しており、会員数は37,127人から43,941人へと大きく増加した。

シニア層の健康意識の高まりに対し、健康・免疫コンテンツの露出強化などを行った結果、既存会員を中心に、購買頻度・単価ともに大きく上昇し、売上高36億3600万円(40.6%増)、セグメント利益 6億3700万円(72.4%増)。

宅配事業(らでぃっしゅぼーや)の会員数は、56,935人から62,515人へと大きく増加し、売上高 4,7億2100万円(25.2%増)、セグメント利益8億9900万円(30.6%増)。

通期は、売上高780億円(9.8%増)、営業利益30億円(21.6%増)、親会社に帰属する当期利益12億円(51.9%増)を見込んでいる。

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