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キユーピー/2015年11月期、純利益27.4%増

2016年01月07日 15:00 / 決算

キユーピーが1月7日発表した2015年11月期の連結決算は、売上高が前年同期比4.5%増の5781億9200万円、営業利益は8.6%増の264億4100万円、経常利益が7.7%増の273億1100万円、純利益は27.4%増の170億3100万円だった。

売り上げ面は、調味料事業やサラダ・惣菜事業などが好調に推移したことにより、増収。

利益面は、減価償却費やマーケティング費用の増加などの影響を受けたものの、物流システム事業のコスト改善や海外展開の伸張などにより、営業益・経常益ともに増加した。

純利益もアヲハタの連結子会社化による特別利益19億48百万円などにより、大きく伸びた。

2016年11月期については、日本国内においては、食の変化やニーズをいち早くとらえた商品開発やメニュー提案により、グループ協働で売上を拡大を目指す。

また、生産・販売・物流での効率化や生産技術の革新によるコスト競争力の向上も図り、利益創出力を高めていく。

海外については、人口の増加や食の洋風化が進む中国や東南アジアを中心に、エリアのニーズを的確にとらえた提案で主力商品を伸張させる。さらに、日本国内で築いた技術を活かした新たなカテゴリーを展開する。

売上高5750億円(2015年11月期比0.6%減)、営業利益280億円(5.9%増)、経常利益291億円(6.6%増)、純利益150億円(11.9%減)を予想している。

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