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スギHD/2月期、地域密着型の店舗づくりで増収増益

2021年04月07日 10:30 / 決算

スギホールディングスが4月6日に発表した2021年2月期決算によると、売上高6025億1000万円(前年同期比11.2%増)、営業利益337億100万円(13.2%増)、経常利益353億3300万円(12.3%増)、親会社に帰属する当期利益211億2000万円(1.6%増)となった。

グループは、店舗での感染予防対策を徹底したうえで、従業員が親切に応対し、地域社会の最前線でお客・患者の安全で健康的な暮らしを支えるために営業活動を継続した。また、コロナ禍においてお客の評価が高まった地域密着型の店舗づくりや、デジタル活用による営業力強化と生産性向上の取り組みなどを積極的に推進した。

創業来より展開してきたカウンセリングを中心とした接客販売体制の強化、調剤事業の更なる拡大に向けた調剤実施店舗の増設、地域のお客との接点となるパートナー社員の更なる戦力化に向けた人事制度改革を実施した。

また、管理栄養士によるデジタルを活用した食事指導サービスの提供開始及び特定保健指導の提供体制の拡充、新たな顧客体験の創出や生産性向上を目的としたDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進などに取り組んだ。

店舗の出退店では、引き続き関東・中部・関西・北陸エリアへの出店に注力し、121店舗の新規出店、17店舗の閉店を実施した。期末店舗数は1391店舗(前期末比104店舗増)となった。

次期は、売上高6500億円(7.9%増)、営業利益340億円(0.9%増)、経常利益355億円(0.5%増)、親会社に帰属する当期利益220億円(4.2%増)を見込んでいる。

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