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アークス/3~8月はチラシやポイントサービス再開で営業利益19.4%減

2021年10月14日決算

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アークスが10月14日に発表した2022年2月期第2四半期決算によると、売上高2912億5000万円(前年同期比3.2%増)、営業利益83億7300万円(19.4%減)、経常利益92億5300万円(18.8%減)、親会社に帰属する当期利益59億8900万円(21.4%減)となった。

売上高は、都市部の店舗売上が堅調に推移したことに加え、オータニの業績寄与などもあり、増収となった。一方で、折込みチラシやポイントサービスなどを自粛していた前年の反動を受けて販促費を中心に販管費が増加したことなどにより、増収減益となった。

新しい生活様式いわゆるニューノーマルへの対応が言われる中、グループは食品スーパーマーケットの将来像も見据え、「リアルとテクノロジーの融合」を意識しながら、デジタルトランスフォーメーションの取り組みを通して、業務改革や組織改革を推し進めた。

2021年1月に組織化した「DX(ディーエックス)推進委員会」では、2019年10月に本格稼働した新基幹システムの利活用や好事例の水平展開を図ることで販売力の強化や業務の効率化に取り組んだ。具体的には、動画による操作マニュアルの作成やグループ全店舗の販売分析資料の共有など、グループ横断でデータマイニングの深掘りを進めた。また、グループ各社の人事給与などの後方管理業務においても、RPA(業務プロセスの自動化)などのデジタルツールを導入し、業務の更なる集約と効率化を進めた。

多様な決済ニーズに対応するため、アークスRARAカードの会員コードのバーコード化や、プリペイドカード決済のスマホ連動、カードポイントのチャージ金額への転換など、アークスアプリの機能強化にも取り組んだ。また、デジタルマーケティングに向けた人員増強を図り、推進プロジェクトの設置も進めた。

アークスグループの基盤の充実という点では、2021年4月14日に、栃木県下を中心に食品スーパーマーケット31店舗を展開するオータニが新たにグループ入りを果たした。これにより、グループの店舗展開地域は従来の北海道・東北地方から北関東地方へと広がり、東日本エリアにおける地域のライフライン企業としてその基盤を拡充した。

新たに設置した「アークス・オータニ統合委員会」を通じ、各種規程の整備やコンプライアンス体制の強化をはじめとする内部統制の充実、店舗運営や商品・資材調達面でのグループノウハウの共有など、円滑な経営統合の推進による各業務領域における統合効果の創出を目指す。

通期は、売上高5720億円(2.7%増)、営業利益162億円(8.7%減)、経常利益180億円(7.7%減)、親会社に帰属する当期利益111億円(14.4%減)を見込んでいる。

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