ZOZO/4~9月増収増益、買取・製造販売とUSED販売が好調
2021年10月29日 11:00 / 決算
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ZOZOが10月28日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、売上高762億1200万円(前年同期比14.6%増)、営業利益237億9100万円(19.5%増)、経常利益237億5900万円(19.1%増)、親会社に帰属する当期利益165億4100万円(18.6%増)となった。
売上高は、買取・製造販売とUSED販売、広告事業の成長が主な要因となり前年同期比で商品取扱高(その他商品取扱高除く)の成長率を上回る伸び率となっている。
TVCM・WEB広告といった、積極的に集客施策を実施したこと、「ZOZOGLASS」の無料配布により広告宣伝費(対商品取扱高)が0.6ポイント上昇したが、物流拠点内の作業効率の向上、クレジットカード決済に係る代金回収業者変更に伴う経済条件改善などにより、販管費が改善した。
新規事業では、3月18日のZOZOTOWNのリニューアルに際して、コスメカテゴリー強化を図る「ZOZOCOSME」、国内外のラグジュアリーブランドを取りそろえた「ZOZOVILLA」を開始。ZOZOCOSMEはローンチ時より国内外の500以上のコスメブランドを取り扱い、女性アクティブ会員比率が7割を占め、コスメとの親和性の高いユーザーを既に抱えているZOZOTOWNにおいて、コスメカテゴリーの商品取扱高拡大を目指している。また、高精度で肌の色を計測できるツール「ZOZOGLASS」を用いて、計測した肌の色に最も近いファンデーションの色を提案する購入アシスト機能を実装しており、ユーザーに新しい購入体験を提供している。
ZOZOVILLAは国内外の120以上のラグジュアリーブランドを集めたZOZOTOWN内のラグジュアリー&デザイナーズゾーンで、創業以来ファッションと共に成長してきた同社が、改めて「服好き」の方へファッションを楽しむ場を提供し続けたいという思いを込め開始したもの。ZOZOTOWNのブランドイメージ向上に期待している。
第2四半期連結会計期間に新規出店したショップ数は38ショップ(純増14ショップ)。主な新規出店ショップは世界的に有名なラグジュアリーブランド「CHANEL」、主に高品質なスーツケースを提供する「RIMOWA」、時計の専門店「SWATCH」。
通期は、売上高1626億円(10.3%増)、営業利益478億円(8.3%増)、経常利益478億円(7.7%増)、親会社に帰属する当期利益333億円(7.7%増)を見込んでいる。
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