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大黒天物産/6~2月光熱費などコスト上昇で営業利益55.1%減

2023年04月14日 13:39 / 決算

大黒天物産が4月13日に発表した2023年5月期第3四半期決算によると、売上高1779億7000万円(前年同期比7.5%増)、営業利益27億4900万円(55.1%減)、経常利益30億4500万円(52.2%減)、親会社に帰属する当期利益16億9000万円(58.3%減)となった。

光熱費、人件費、物流費の上昇も続いており、経営環境は引き続き厳しさを増していく中、ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値価格を目指すことに加え、自社開発商品の中身を徹底的に「アナライズ」(分析)して改良。「高品質・低価格」なラインナップを前面に打ち出して展開するほか、自社物流の構築による物流コスト削減、産地からの最短定温物流実現による生鮮食品の鮮度向上を推進してきた。さらに成長戦略として、高速多店舗化出店を掲げ、岡山県に3店舗、香川県に2店舗、福岡県、熊本県、愛媛県、岐阜県、滋賀県、大阪府にそれぞれ1店舗の新規出店と、生鮮売場を強化した大幅改装を1店舗で実施している。

加えて、中国物流RMセンター(岡山県)に次ぎ2拠点目となる関西物流RMセンター(京都府)を7月に竣工し、翌8月に本格稼働した。

通期は、売上高2346億円(4.7%増)、営業利益39億2300万円(54.1%減)、経常利益42億2300万円(52.7%減)、親会社に帰属する当期利益27億9300万円(50.3%減)を見込んでいる。

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