サミット/3月期は、電気料金の高騰などコスト上昇で営業利益44.7%減
2023年05月08日 15:30 / 決算
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サミットが5月8日に発表した2023年3月期決算は、営業収益3228億1300万円(前年同期比0.3%減)、売上高3094億1500万円(0.5%減)、営業利益50億5900万円(44.7%減)、経常利益50億7600万円(46.4%減)、当期利益39億2100万円(35.3%減)となった。
売上高は、販促等の効果により前年並みの数値を維持したが、電気料金の高騰など想定以上のコストの増加を吸収することができずに、減益となった。
服部哲也社長は、「なかなか厳しいものだなという感じがしているが、反面、一喜一憂ではなく、一時的に考えながらやるというのが、特にスーパーマーケットの行動様式なんだと感じている。やるべきことを、よりはっきりさせて、やり方もみんなで議論してよりはっきりさせて、1月あたりから年度初め、今年度の23年度のスタートに向けた準備をやろうという話をして各店各部やってくれた」と前期を振り返った。
来期も電気料金の高騰を見込んでいるほか、既存店改装投資を優先的に行うため、増収減益の決算を見込んでいる。2024年3月期は、下期に都内に2店舗を出店する計画だ。設備投資は、新店投資22億8700万円、既存店投資・その他58億2400万円、合計81億1100万円を計画している。2024年3月期に改装投資を集中的に実施することで、2025年3月期以降に改装投資効果を出して、大幅な収益改善を行う予定だ。
来期は、営業収益3440億円(6.6%増)、売上高3290億円(6.3%増)、営業利益44億円(13.0%減)、経常利益39億円(23.2%減)、当期利益25億円(36.2%減)の見通し。
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