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楽天/1~3月、インターネットサービス売上8.7%増の2711億円

2023年05月17日 10:30 / 決算

楽天グループが5月12日に発表した2023年12月期第1四半期決算によると、楽天市場を含む、インターネットサービスセグメントにおける売上収益は2711億3800万円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は118億5100万円(17.1%減)となった。

<楽天>
楽天

主力サービスである国内ECにおいては、流通総額及び売上収益の更なる成長を目指し、ロイヤルカスタマーの醸成や新規顧客の獲得のための販促活動、クロスユースの促進、共通の送料無料ラインの導入促進等の施策に加え、楽天エコシステムのオープン化戦略等に注力した。

インターネット・ショッピングモール『楽天市場』において、コロナ禍における「巣ごもり消費」等が一巡した後も、顧客の利便性や満足度の向上を追求した各種施策や販促活動等の奏功により顧客の更なる定着が進んだ。また、国内旅行に対する需要の堅調な回復が継続したこと等により、国内EC取扱高が伸長した。

インターネット旅行予約サービス『楽天トラベル』においては、政府による支援施策等の継続に後押しされ、国内旅行の需要回復に合わせた販促施策等が奏功し、前年度と比較して取扱高が大幅に拡大した。また、国内EC取扱高の伸長を受け、マーケットプレイスとして魅力が増したことで、広告事業の売上も引き続き拡大した。

海外インターネットサービスを含む、その他インターネットサービスにおいては、米国のオンライン・キャッシュバック・サービス『Rakuten Rewards』を中心に売上収益が伸長した。また、米国地域における広告事業等が景気減速の影響を受けたこと等により、セグメント利益は前期と比較して減少した。

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