ファミリーマート/3~5月、既存店売上好調「事業利益」過去最高に
2023年07月12日 11:30 / 決算
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ファミリーマートが7月12日に発表した2024年2月期第1四半期決算は、営業収益1248億7400万円(前年同期比12.6%増)、事業利益225億1500万円(39.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益146億6300万円(72.9%増)となった。
トップラインの力強い伸長を受け、単体事業利益は4割増の222億円と過去最高益を更新した。親会社所有者帰属利益は前年同期比約73%の大幅増益となった。既存店日商は5月で21カ月連続前年超え、客数は15カ月連続での前年超えと好調に推移した。
ポストコロナを見越した取組みをチェーン一丸で実施。2月末発売の「生コッペパン」が6月時点での累計で4000万食を突破するヒット商品となり、「1個買うと、1個もらえる」等のキャンペーンや「フラッペ」の各種新フレーバーの発売も奏功し、新型コロナウイルスの5類移行後の人流増を着実に取り込んだ。
リテールメディアのリーディングカンパニーとしてデジタルサイネージ「FamilyMartVision」の設置店舗数を5月末時点で3700店まで拡大。2023年中の1万店設置に向け順次、拡大している。デジタルサイネージと売場を連動した企画では対象商品購買件数が企画実施前と比較して約3倍の伸長を達成した。
SDGsの取組みとして障がいのある方をサポートするコミュニケーションの支援ボードをCVSとしては初となる全店への設置を完了した。また、「ファミマこども食堂」を再開した。
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