島忠/4~12月は、経営統合後の取り組み途上で減収減益
2024年02月08日 13:20 / 決算
ニトリホールディングスが2月8日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、島忠事業の売上高は911億6900万円(前年同期比1.4%減)、セグメント利益26億円(25.6%減)となった。
島忠事業では、経営統合後初の新規出店となる「ホームズ横浜鶴見店」を、2023年12月にオープンした。同店舗は、34年間地域のお客に利用された「島忠横浜店」の跡地に建築し、1階にホームセンター商品を、2階に家具およびホームファッション・日用品を展開し、自転車やペットシーツ、カジュアル衣料品など2200点以上の島忠のプライベートブランド商品に加えて、ニトリのプライベートブランド商品や豊富なナショナルブランドまで幅広く取り揃えた。
また、ドラッグ・コスメの売場も充実し、スーパーマーケットも併設するなど、「衣食住を兼ね備え、ワンストップでお買い物ができる店舗」のモデル店として、今後の新規出店に活かす計画だ。
島忠・ホームズアプリは、100万ダウンロード達成し、アプリ内でイベント情報、お得なクーポンを随時配信した。また、アプリ会員限定ポイントバック実施、該当商品購入で島忠・ニトリ共通ポイント進呈するキャンペーンを展開した。
また、従業員が実際に商品を使用することで、顧客視点の意見をより良い商品の開発に反映させる取り組みを開始した。グループにおける重点施策として、今後もお客の暮らしに密着した「お、ねだん以上。」のプライベートブランド商品開発の拡大と、商品力の強化を図り、地域のお客の快適な暮らしに貢献するという。
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