ライフ 決算/3~5月増収増益、新規出店・PB強化が奏功

2025年07月08日 15:29 / 決算

ライフコーポレーションが7月8日に発表した2026年2月期第1四半期決算によると、営業収益2162億8500万円(前年同期比4.8%増)、営業利益77億6800万円(11.9%増)、経常利益79億7200万円(11.5%増)、親会社に帰属する当期利益55億8100万円(14.7%増)となった。

ライフコーポレーション

売り上げ面は、新規出店、ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL」などプライベートブランド商品の強化、鮮度・おいしさを追求した商品施策が功を奏し、増収となった。

利益面は、新規出店に伴う賃借料、非現金決済に関する手数料、システム関連費用といった各種物件費の増加に加え、人件費も増加したが、カイゼン活動による生産性の向上、コスト最適化の取り組みを推進し、増益を確保している。

部門別売上高は、生鮮食品部門が911億5600万円(5.0%増)、一般食品部門948億4000万円(6.1%増)、生活関連用品部門168億6600万円(0.4%増)、衣料品部門54億1800万円(3.0%減)。

新規店舗として、3月にminanoba相模原店(神奈川県)、ビオラルうめきた店(大阪府)、ビオラル新宿京王百貨店(東京都)、ビオラルさんちか店(兵庫県)を出店。1店舗を閉店した。

既存店舗は、寝屋川店において、冷凍食品コーナーを2.5倍に拡大。手作りパン・総菜の品ぞろえを拡充する改装を行っている。

また、多様化する顧客ニーズを商品・サービスに結びつけるための仕組みづくりを進めている。「ライフらしさ」の発信を通じて商圏シェアの拡大につなげるため、3月にマーケティング推進室を新設した。

通期は、営業収益8850億円(4.1%増)、営業利益257億円(1.7%増)、経常利益265億円(1.1%増)、親会社に帰属する当期利益180億円(0.3%増)を見込んでいる。

ライフ/「ビオラル」から初の衣料品「オーガニックコットンインナー・ショーツ」

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