イオン九州 決算/3~11月増収増益、ブラックフライデーなど大型販促が奏功

2026年01月09日 10:48 / 決算

イオン九州が1月8日に発表した2026年2月期第3四半期決算によると、営業収益4053億7400万円(前年同期比3.4%増)、営業利益43億3900万円(31.4%増)、経常利益54億9000万円(57.1%増)、親会社に帰属する当期利益37億5100万円(63.9%増)となった。
イオン九州
売り上げ面は、食料品を中心とした物価高騰が家計を圧迫する中で「しあわせプラス(応援価格)」といった生活応援施策の品目数拡大、取引先と連携したオリジナル商品や「トップバリュ」の展開など、戦略的に値ごろ感を重視した訴求を強化した。

「福岡ソフトバンクホークス」のリーグ優勝および日本一決定に合わせたセールスやブラックフライデーなど大型販促施策、商品・催事企画、イベントも充実させ、需要喚起に努めた。これらの取組により、大型ショッピングセンター(SC)を中心として来店客数が伸びた。

売り上げ構成の高い食料品が引き続き堅調に推移したことに加えて、上半期に苦戦した衣料品・住居余暇商品の売り上げも前年同期を上回ったことで、既存店の売上高は前年同期比3.1%増となっている。

利益面では、物価高騰の中で戦略的に生活応援施策を強化したことに加えて、食料品の売り上げ構成が高まったことで相乗積影響により、売り上げ総利益率は前年同期に比べ0.2ポイント低下したが、売上高が伸長したことで売り上げ総利益は2.7%増となった。

店舗面は、重点出店エリアと位置付けている福岡県内において都市型小型スーパーマーケット(SM)「マックスバリュエクスプレス(エクスプレス)」6店舗、調剤併設型ドラッグストアとSMを融合したドラッグ&フード業態「ウエルシアプラス」5店舗、「オーガニック」「ナチュラル」「ヘルス&ウェルネス」「サステナビリティ」をコンセプトにした新たなショップ「b!olala(ビオララ)」1店舗を含めて、14店舗を出店した。

一方で、今後の成長に向けた業態転換やスクラップ&ビルドに伴う一時的な閉鎖を含めて6店舗を閉店したことにより、11月末時点における店舗数は348店舗となっている(非連結子会社であるジョイフルサンを除く)。

また、イオンウエルシア九州は、ドラッグ&フード業態「ウエルシアプラス」を新たに5店舗出店し、11月末時点における展開店舗数は福岡県、熊本県、佐賀県に計16店舗となった。

今後の出店に向けた店舗オペレーションの確立、資格取得者の確保、ビューティーアドバイザーをはじめ専門スタッフの育成の効果が表れている。強みである食品に加えて処方箋枚数が増加、非食品部門の売り上げ構成比が拡大している。売上高は約2.3倍、既存店の売上高は15.9%増と好調に推移している。

通期は、営業収益5510億円(3.6%増)、営業利益106億円(0.6%増)、経常利益101億円(8.4%減)、親会社に帰属する当期利益53億円(12.2%減)を見込んでいる。

イオン九州 決算/3~8月増収増益、生活応援施策の品目数拡大などで食品好調

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