流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





コーナン商事/棚卸資産評価損で当期利益39%減

2010年01月12日 / 決算

コーナン商事が1月12日に発表した2010年2月期第3四半期決算によると、売上高は2148億円(前年同期比0.9%減)、営業利益115億300万円(21.3%増)、経常利益81億1500万円(13.3%増)、当期利益18億2800万円(38.5%減)となった。

第3四半期には東京都などにホームセンター6店舗を出店し、既存店の合理化のため1店舗を閉店した。このため2009年11末現在の店舗数は223店舗(うちホームストックは53店舗)となった。

商品別の動向では、木材・建材、園芸用品や薬品関連が伸びた一方、工具、インテリア、収納用品、カー用品などは伸び悩んだ。売上総利益は697億6200万円(2.2%増)、売上総利益率は32.5%となり、販売費・一般管理費は671億4300万円(0.8%減)。

経常利益は為替差損を16億8100万円計上したため減益となった。さらに減損損失14億6800万円、棚卸資産の新会計基準適用による棚卸資産評価損24億3500万円を計上したことなどで当期利益に影響が出た。

通期は売上高2830億円(0.8%減)、営業利益139億7000万円(26.5%増)、経常利益90億円(15.0%増)、当期利益21億円(35.8%減)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧