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ミニストップ/新規システム稼働効果及ばず売上高3.3%減

2008年10月10日 / 決算

ミニストップが10月8日に発表した2009年2月期中間決算によると、売上高640億6800万円(3.3%減)、営業利益は46億4300万円(1.7%減)、経常利益50億9900万円(2.1%減)、当期利益24億3200万円(18.2%増)と当期利益のみ増益を確保した。

同期はtaspo導入効果の売上増、猛暑での夏型商品の売上増などが見られたものの前年を上回るまでにはならなかった。また、当期利益は減損損失や閉店損失等の減少で大幅増益となった。店舗の運営などでは、第5次店舗システムの下期導入の準備を進め、顧客の意見を反映するQSCデータベース稼動などを実施。

これらの結果、既存店の1店1日当たりの売上高は49万5000円(2.9%増)となり、1店1日当たりの客数は902人(2.5%増)、客単価は549円(0.3%増)と向上。加盟店を含む全店売上高は1543億4200万円(6.1%増)と増収を確保した。子会社のエムエス九州でも、既存店1店1日当たり売上高は9.3%増となった。

海外コンビニ事業では、韓国ミニストップの既存店1店1日当たり売上高は2.3%増、店舗数は新規出店が67店舗、閉店58店舗となった。加盟店を含む全店売上高は2506億4400万ウォン(7.9%増、邦貨換算255億1400万円)となり、営業利益は30億900万ウォン(57.1%増、邦貨換算3億600万円)となった。通期の業績予測は売上高1240億円(2.1%減)、営業利益は83億円(5.9%増)、経常利益91億円(4.2%増)、当期利益36億円(18.4%増)を見込む。

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