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沖電気工業／ニッスイの企業内通信環境効率化完了

2008年09月30日 ／ IT・システム

沖電気工業は9月30日、日本水産(ニッスイ）にIPテレフォニーサーバ、IPコンバージェンス　サーバSS9100 （SS9100)を中心とした、IP電話システムを拠点を含む企業内を1か所で管理・運営する企業内IPセントレックスシステムを納入したと発表した。システムの設計などはNTTコミュニケーションズが担当、システム構築は2社共同で行った。

ニッスイは中期経営計画の遂行で、業務効率向上のため通信システムの更新を企図。本社と関連会社を含めた全国主要拠点を結ぶ音声・データ網を統合、通信コストの削減を目指した。そこでSS9100をベースとした企業内IPセントレックスシステムが、大規模システムの構築に適していることを確認、納入実績なども加味して採用したという。

今回の新システムでは、データセンターにSS9100が設置され、電話端末にNTTドコモのFOMA／無線LANデュアル端末「N902iL｣を本社中心に約660台配備した。外線はアナログ公衆網からひかり電話回線に変更し、ネットワーク刷新による業務効率の向上と通信コスト削減が実現されたとしている。ニッスイでは、このシステム更新は、2008年9月時点で本社・関連会社の主要事業所25拠点で完了、2009年までに既存設備を有効利用しながら全50拠点でのIPセントレックス化を計画中という。

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