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NEC/プリントシールの電子決済実験

2010年02月01日 / IT・システム

日本電気は2月1日、アミューズメント施設用プリントシール機の大手、メイクソフトウェアと共同で、複数の電子マネー決済が可能なマルチサービスリーダーライターを搭載したプリントシール機を開発したと発表した。

このプリントシール機を用いて、8日から大阪地区のアミューズメント施設で電子決済サービス・機能の提供に関する実証実験を行う。

実験は、NECのデータセンターで行われている電子マネー決済データ、会員サービスやポイント・クーポンなどのマーケティング用データの送受信などの後方処理サービス、「マーケティング&ペイメント基盤サービス」と接続して実施する。

新開発のプリントシール機は、電子マネーの導入で10円未満の単価が設定でき、単価設定を一括してできるため、単価変更も柔軟にできる。また、NECのおサイフケータイ用会員サービスプラットフォーム「トクトクポケット」や、「FeliCa活用ポイントサービス」による、ポイントやクーポンのダウンロードなどが利用できる。

さらに、マルチサービスリーダライタ搭載により、おサイフケータイのユーザーが携帯電話をかざすだけでURL受信ができる受信機能も搭載している。今回の実験では、電子決済機能などとこれらの機能の実証実験を行う。

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