フランフラン/青山に専用撮影スタジオ新設、SNS向け写真・動画強化
2018年08月31日 17:50 / 流通最前線トレンド&マーケティング
フランフランは8月27日、同社専用撮影スタジオ「Francfranc Forest」を東京・青山に開設した。
8月30・31日マスコミ・関係者向け内覧会を実施した。
現在、インテリア商品について、単なる商品情報だけでなく、商品がコーディネートされ、使用される具体的なシーンを提示し、需要を喚起することが求められている。
SNSなどデジタル媒体を使いこなす消費者に向け、写真、動画により商品を提案、魅力的なシーンを投稿し、コミュニケーションを充実させるため、自社で初の撮影スタジオを新設した。
築約35年のオフィスビルの地下1・2階をリノベーションし、総面積約1180m2(うちスタジオ約300m2)となっている。スタジオ、オフィス、コワーキングスペースからなり、既存の構成を生かしつつ、立体的な開放感ある空間を作り出した。
スタジオは、建て込み壁を使ったシーン撮影、展示会、イベントなどにも活用できるフリーレイアウトのAスタジオ、白ホリゾンとを備えた商品撮影用のB~Eスタジオ(最大4面までセット可能)、IHクッキングヒーターを備えたキッチンスタジオで構成されている。
8月30・31日には、10月26日発売予定の2018年クリスマスコレクション「Noel Poison」を展示。
ロマンティックな雰囲気の中に、少し不気味で毒っ気のあるエッジィなコレクションをそろえた。
同社ではクリスマスツリーのオーナメントに力を入れており、今年は過去最大の169SKU投入する。
また、「Francfranc Forest」は、同社に関わる多くのクリエイター、デザイナー、カメラマン、ライターの協業の場となるように、セミ・オープンのコワーキングスペースを設置した。
さらに、家具は、デジタルファブリケーションによる、プリントするような感覚で作るカスタマイズオフィス家具を導入。
世界的に普及しつつある汎用CNC(Computerized Numerical Control)切削機による生産プラットフォームにより、カスタマイズ家具を、量産家具に近い納期とコストで実現したものとなっている。
■Francfranc Forest
場所:東京都港区北青山3-5-12 青山クリスタルビル地下1・2階
総面積:約1180m2(Aスタジオ300m2、B~Eスタジオ計120m2、キッチンスタジオ35m2、オフィス310m2、ミーティングスペース30m2、コワーキングスペース90m2、プレスルーム40m2)
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