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京都高島屋と滋賀大学は6月15日~2017年2月28日、インバウンドに関する共同研究を実施する。
2015年から京都高島屋は、中国を中心とした海外からのお客を対象としたアンケート調査や売場改善提案において、滋賀大学と連携した取り組みを行っていた。
京都高島屋の2015年度の免税売上は前年比140%増、件数比で150%増。国別の免税売上は、中国が最も高く約60%を占めた。
今回の共同研究では、海外からのお客の多様化する観光・消費行動やニーズを滋賀大学のデータ収集力や分析力で分析、京都高島屋の施策に反映することで、ストレスフリーな環境整備、魅力的なしなそろえ、地域と連携したサービスの拡充などにつなげる。
学生によるインバウンド施策実行に向けた調査・提案と施策を実施、検証。訪日観光客の訪日前の行動パターン調査、京都高島屋の店頭での行動パターン調査などを実施する。
2017年2月に京都高島屋で、学生による研究成果の発表を行う。調査に基づく施策は、京都高島屋の環境整備、販売促進策などにおいて、随時、実行する予定だ。
滋賀大学社会連携研究センターと経済学部教員4人、大学院経済学研究科、経済学部学生約30人が参加する。
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