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イトーヨーカ堂/新商品「ベジート」定番化、野菜の日に訴求

イトーヨーカ堂は8月31日の「野菜の日」に合わせて、家事や仕事で忙しい人や野菜が苦手な子どもでも、手軽に美味しく野菜を楽しめる商品・メニューを提案する。

<野菜の日のディスプレイ>
野菜の日のディスプレイ

今年は、新商品の野菜シート「ベジート」を活用した惣菜やメニューを新たに提案する。

ベジートは、野菜(規格外の野菜)と寒天のみで保存料・着色料を使わずシート状に加工し、野菜の栄養・食物繊維を詰め込んだ新しい素材で、長崎県平戸市の野菜のり製造販売事業者のアイルが開発した。

「アイル 野菜のシートベジート(にんじん)5枚」「同(だいこん)5枚」(各税込378円)を販売する。

3月から大井町店と大森店でテスト販売を開始し、販売が好調なため6月から首都圏120店に販売店舗を拡大した。

7月からはイトーヨーカドーのほか、ディスカウント業態のザ・プライスも含め、全店で販売している。

8月27日からは、大森店で「アイル 野菜のシートベジート(かぼちゃ)4枚」(378円)の販売も開始した。

<ベジート>
ベジート

イトーヨーカ堂加工食品部の越智敏行加工食品担当マーチャンダイザーは、「のりなどを含む準乾物と言われる商品カテゴリーには、新商品が少なく、新素材は珍しい。野菜の栄養素をしっかりととれ、野菜が苦手な子どもも食べやすい商品ということに着目し、取扱いを開始した」と語る。

「5枚で378円という価格は、有明海苔の一等品の価格に匹敵し、使い方もわからない商品では売れない、といった声もあったが、テスト販売店舗では好評で価値が世の中に認めらたと思っている。ヨーカドーでの販売をきっかけに、一般的にも販売される商品に育ってほしい」という。

<クッキングサポートコーナーに定番売場を設置>
クッキングサポートコーナーに定番売場を設置

パリパリとした海苔のような食感と水分を含むと柔らかい舌触りが楽しめる商品で、店内のクッキングサポートコーナーに常設売場を作ることで、試食販売をしながら定番化した。

越智氏は、「新素材であり、調理方法や味わいも知られていない商品であり、単に乾物売場に並べただけでは売れない。月に1回程度でも実際にメニューを作り試食販売をし、常設売場をクッキングサポートコーナーに設置したことで商品のファンを作ることができた」と語る。

<乾物コーナーでも展開>
乾物コーナーでも展開

クッキングサポートコーナーでは、野菜シートを活用した「野菜ロール」、海苔の代わりに野菜シートを活用した「ニンジン巻き寿司」、「フルーツロール」などを提案し、野菜シートの活用方法と味わいを実演販売で広めていった。

野菜の日では、野菜シートを活用した惣菜「人参と大根ベジート生春巻き」(537円)を販売するほか、ベジートに野菜と肉を手巻き寿司のように巻いたレシピ「ワンハンド ベジライス巻き」をクッキングサポートコーナーで提案する。

<ワンハンド ベジライス巻きのディスプレイ>
ワンハンド ベジライス巻きのディスプレイ

クッキングサポートコーナーを担当する大築貴子企画・情報担当マネージャーは、「簡単なメニューを教えて欲しいというお客様が多い中で、ワンハンドベジライス巻きを提案する。肉、ごはん、野菜を同時食べられ、ボリューム感とヘルシー感のあるメニューに仕上げた。商品にメニューを組み合わせることで、野菜の日を盛り上げていきたい」と語る。

<大築マネージャー(左)と越智マーチャンダイザー(右)>
大築マネージャー(左)と越智マーチャンダイザー(右)

野菜の日では、生産者や生産方法、流通経路を正確に把握してお客に伝えるプライベートブランド「顔が見える野菜。」のカット野菜シリーズを約28種類や栄養価が高い発芽野菜の「スプラウト」も訴求し、簡単な料理で野菜がを取れる提案をする。

惣菜では、「彩り具材のチョップドサラダ」(494円)、「パワーサラダ(ガーリックチキン)」(429円)なども販売し、すぐに食べられる商品で野菜を訴求する。

越智氏は、「現在、ベジートはヨーカドー全店に拡大しているが、今後、ヨークベニマルやヨークマートといったグループ企業での取り扱いも検討している。販売数量が増えれば、より求めやすい価格で商品を提供することもできるだろう」と述べた。

■ベジート
https://vegheet.com/

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