ファミリーマート/「からあげクン」対抗、新商品「ポケチキ」発表
2019年03月19日 16:50 / 商品
ファミリーマートは3月19日、フライヤー商品強化の一環として新商品「ポケチキ」を5月14日に発売すると発表した。
ポケチキはコンビニのフライヤー購入女性の利用動向を分析して開発した商品。プレーン、ホット、チーズの3種類の定番フレーバーを各税込200円で販売する。
フライヤー商品を購入する女性は、自分のために購入する人と家族や友人のために買う人がいることに着目した。
「簡単」「ちょっと」「あと1品」といったキーワードから商品開発した。女性向けの一口サイズ、定番3種+数量限定1種類の展開を想定。女性購入者のニーズを満たした新商品で女性の獲得を目指す。
ローソンが販売する「からあげクン」は、レギュラー、レッド、北海道チーズの3種類が定番フレーバーで、各税込216円で販売する。「ポケチキ」は、展開フレーバーも価格帯もほぼ同じとなっている。
からあげクンは、工場で国産の鶏むね肉の一枚肉をカットし、カット後の味付けを行い専用衣をつけ、表面だけをあげて急速冷凍し、最終的に店舗で揚げて提供。国産の鶏肉と小麦粉を使用している。
「ポケチキ」は、衣が軽く、油っぽさを控えたナゲットと油分が多く、そのままの肉を使用しジューシーな唐揚げの両方の良いとこ取りをした商品。軽い衣と肉粒感を感じるチキン、ジューシーさが特徴だという。
製造は、ファミリーマートの看板商品「ファミチキ」を製造するタイの工場が担当。ニワトリのと殺から、商品化まで50分程度で行い鮮度が良い商品を供給する。
鶏のむね肉を、くり抜く製法を使用することで、ナゲットのような外観でも、ジューシーな食感を打ち出した。
同業他社と似た商品や施策があることについて、常務執行役員の佐藤英成商品・物流・品質管理本部長は、「どうしても似てしまうのは、我々の反省点だ。ファストフードは先行しているが、中食、特に弁当、惣菜は遅れを取っている。勝っているところを伸ばし、負けているところを補っていきたい」と述べている。
商品 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日
-
- 西武グループ、野村不動産/「軽井沢千ヶ滝地区」を共同開発
- 04月26日
-
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- 04月26日
-
- SHEIN/キャッシュレス決済「PayPay」導入
- 04月26日