無印良品/定番肌着を値下げ「ずっと、見直し。ずっと、良い値。」実施
2020年12月24日 12:35 / 商品
無印良品を展開する良品計画は12月25日から「ずっと、見直し。ずっと、良い値。」をテーマに、婦人・紳士の定番肌着を値下げする。
2枚組インナートップス(婦人)、2枚組インナーTシャツ(紳士)、えらべるショーツ2枚(婦人)、えらべるトランクス・ボクサーパンツ2枚(紳士)を各税込990円を790円に値下げする。
「定番肌着は、直接肌に触れるものなので、素材と着心地にこだわっている。すべての製品で農薬や化学肥料を3年以上使用していない土地で自然の仕組みに沿って育てられるオーガニックコットンを使用、洗濯表示はラベルではなくプリントにしている。また、どのような体勢でもわきのゴロゴロ感が気にならないように、わきの縫い目をなくした丸胴編みを採用した」(同社)という。
同社によると、「着る人・作る人・地球環境のことを考えたこれら定番肌着を一人でも多くの人に届けるため、原料の産地や生産工場に直接足を運び、生産パートナーと知恵を出し合いながら、生活者が納得して購入できる価格を実現した」という。
10月に実施した基本の日常着72アイテムの大幅な価格改定に続く、今回の定番肌着の価格見直しについても、新しい年を迎える時期のくらしの役に立つことを目指す。
2020年初頭から世界に広がった新型コロナウイルス感染症の威力は、5年、10年で起こる変化を瞬時に変えてしまった。とりわけ小売業、特にアパレル業界へのインパクトは大きく、ブランドやファッション神話は崩壊し、大量生産、大量値引き、大量廃棄への反省が一気に噴き出している。
無印良品は1980年の創業から、アンチ消費社会、アンチブランド、アンチ浪費社会をうたいながら、衣、食、住という生活の基本領域で「感じよい暮らし」を探求している。
価格についても、以前から、複雑な計算をせずに買い物ができるよう消費税込みの総額表示としてきたが、昨年10月の消費税増税以降も価格を据え置き、「適正価格」での提供を続けてきた。
今後も引き続き、商品の「品質と価格と意味」を磨き続け、顧客の健やかで美しい日常の衣食住を提供するという。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。