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コカ・コーラ/ショートブレーク狙った「ジョージア」小型ペットボトル

2021年06月30日 14:00 / 商品

コカ・コーラシステムは7月5日、小型ペットボトルのコーヒー飲料「ジョージア ショット&ブレイク 微糖」(195mlペットボトル、メーカー希望価格:税抜125円)と「ジョージア ショット&ブレイク ブラック」(195mlペットボトル、同:125円)を発売する。

<「ジョージア ショット&ブレイク」の紹介ビジュアル>

コロナ禍でテレワークが普及したことで、仕事のオン・オフの切り替えや集中力を高めるために、ショートブレイク(小休憩)をとる人が増えていることを背景に、缶コーヒーの愛飲者をターゲットにして、ショートブレイク時で缶コーヒー代わりに飲んでもらうコーヒー飲料として2年をかけて開発した。

<ジョージアショット&ブレイク 微糖>

味わいは、缶コーヒーユーザーが求める、深いコクのコーヒーを実現。「ジョージアショット&ブレイク 微糖」は、エスプレッソの凝縮したコク、「ジョージア ショット&ブレイク ブラック」では、深煎りした焙煎豆が持つ凝縮したコクが楽しめる。ラベルのデザインも、「微糖」がゴールド、「ブラック」は黒を基調にして、コク深い味わいを現代的なデザインコードで表現している。

<ジョージア ショット&ブレイク ブラック>

容量は、小型ペットボトルを採用し、缶コーヒーと同等のコンパクトな飲みきりサイズにした。

ふたがあるペットボトル容器にしたことで、カバンに入れての持ち運びができたり、飲みなおしができたり、倒して中身をこぼす心配がないため、缶コーヒーでは難しい移動中のすき間時間やデスクワーク中などのシーンでもコーヒーを楽しめる。

また、ふたが付いていることで飲み口がむき出しにならず、新型コロナによって意識が高まっている衛生面での安心にもつなるがるとしている。

<コカ・コーラによると缶コーヒー市場は縮小している(発表資料より)>

6月30日の発表会で、日本コカ・コーラ マーケティング本部 コーヒー事業部の坪根秀史シニアブランドマネージャーは「缶コーヒー市場は縮小している一方で、ペットボトルコーヒーは伸びており、コーヒーカテゴリー全体で、そのギャップを埋める製品として開発した。また、調査によって利用シーンなどで缶コーヒーが取りこぼしている層がいることがわかった。そこで、ペットボトルというフォーマットで新たなアプローチすることにした」と製品開発について説明した。

<坪根秀史 日本コカ・コーラ マーケティング本部 コーヒー事業部 シニアブランドマネージャー>

また、既存の缶コーヒーとの競合については「導入時にはカニバリ(共食い)があるとは思うが、缶コーヒーでは捉えきれていないショートブレイクのニーズを確保して、缶コーヒーと新製品でショートブレイク市場をとっていきたい」と述べた。

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