イオン吉田社長/23年度「PB全体売上1兆5000億円目指す」
2023年04月12日 18:10 / 商品
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イオンの吉田昭夫社長は4月12日行われた決算会見で、「2023年度は、プライベートブランド(PB)全体で1兆5000億円の売り上げを目指す」と発表した。
売上目標1兆5000億円のうち、1兆円はPB「トップバリュ」の計画となる。
2022年度のPB全体の売上実績は1兆3000億円だった(うちトップバリュ9000億円)。
吉田社長は「社長就任の直後にコロナ禍が始まり、その間商品の開発に力を入れてきた。PBはNBの代替品で廉価版という位置づけから、他社との差別化を図るためのもの、PBの成功の有無が企業経営に大きな影響を及ぼすものにシフトしてきている。高付加価値商品、価格訴求商品などの開発を進めている」と説明した。
また、「昨年のトップバリュの価格維持をフックに、試しにトップバリュ商品を購入する生活者が増え、1度購入した人の9割が再度トップバリュ商品購入するという顧客基盤の成長につながっている。プレミアム生ビールは昨年3月の発売以来1500万本を販売、発泡酒『BARREAL GRAND』も発売後約1カ月で約1300万本売れており、手応えを感じている。利益率改善にも貢献している」としている。
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