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ベイシア/PB「Beisia Premium」10商品追加、合計80商品突破

2023年11月01日 16:00 / 商品

ベイシアは11月1日、新プライベートブランド(PB)「Beisia Premium(ベイシアプレミアム)」の第5弾新商品を発売した。

<第5弾商品>

「Beisia Premium」は、生活に近い小売のプロ集団であるベイシアが「生活品の目利き」として、高品質と低価格を両立させたPB。今回、新規開発商品10商品、リニューアル商品12商品、合計22商品を投入した。第5弾商品を追加したことで、Beisia Premiumの総品目数は80商品を突破した。

執行役員の井上博之マーケティング本部本部長は、「マーケット分析をすると、昨今の経済状態の中で、お客様はいかに安く、いい商品を望んでいるかが分かる。アンケートやいろんな調査を見ても、この2つの軸はブレていない。何とかこの相互に矛盾した軸を表現することができないかというコンセプトから開発したのがベイシアプレミアムだ」新PB開発の背景を解説した。

<井上本部長>

グロサリーの新商品では、「京ほうじ茶」500mlPET(税込73円)、「酸味がありなめらかなマヨソース」500g(257円)を投入する。

商品企画開発部の瀬間恵一グロサリーマーチャンダイザーは、「飲料を強化カテゴリーとする中で、産地・原料にこだわった商品を開発している。静岡県掛川市産の掛川茶、鹿児島県霧島地区の霧島茶に続く、第3弾として、京都・宇治の「上辻園」が監修した京ほうじ茶を投入する」と述べた。

また、「マヨネーズの価格が高騰する中で、PBは値ごろのため大きく伸長している。既存のPBマヨネーズは酸味がまろやかなマヨネーズだが、今回、新たにカロリー45%オフで酸味が強い商品を開発した」と商品概要を解説した。

<瀬間マーチャンダイザー>

デイリー商品では「韓国直輸入キムチ」400g(375円)を発売した。商品企画開発部の星野有規トレーニーマーチャンダイザーは、「市場では、熟成感や発酵感のあるキムチが伸長している。その中で新たなる客層を獲得するため、オリジナルの味で本格的なキムチを開発した。キムチは、最初は浅漬けに近い状態だが、賞味期限の30日前頃から発酵が進むので豚キムチにするとコクが出てさらにおいしくなる。最後はチゲ鍋に入れて楽しむがおすすめだ」と商品開発背景とおすすめの食べ方を紹介した。

<星野トレーニーマーチャンダイザー>

今回は、既存人気商品の「別海のおいしい牛乳」を「Beisia Premium」にリニューアルした。同時に、別海のおいしい牛乳を原材料に使用した5アイテムを投入した。まず、くりーむパンで有名な「八天堂」との共同開発商品として、「別海のおいしい牛乳使用くりーむパン」プレーン・掛川茶(各246円)、「別海のおいしい牛乳使用くりーむマフィン」(300円)をリニューアルした。また、新商品として「別海のおいしい牛乳クッキーバターサンド」プレーン・レーズン(各278円)を発売した。

<別海のおいしい牛乳シリーズ>

別海のおいしい牛乳の開発に携わった商品企画開発部の須永耕司部長は、「別海は、非常においしい牛乳の産地だが、なかなか生乳が消費地に出回らない課題があった。そこで、独自の生乳流通を構築した。新商品の5商品は、市場が拡大している冷凍スイーツとして開発した。解凍時間により、アイスのような食感とくりーむパンのなめらかな味わいが楽しめる」と商品概要を解説した。

<須永部長>

ベイシアでは、各カテゴリーにおいて、ベイシアプレミアムがPB全体をけん引し伸長しているため、2024年2月末までに、100SKU以上に商品を拡大する方針だ。

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